喉の痛みやエズキ(嘔吐感)のない
胃カメラ検査、そのふたつの理由。

1

咽頭麻酔が丁寧で、麻酔が充分にノドの奥まで達していること。

2

医師が5万例を超える豊富な経験を有すること。

喉の痛みやエズキ(嘔吐感)のない胃カメラ検査、そのふたつの理由。
胃カメラにしても大腸にしても、苦痛軽減を図った検査を受けるには静脈注射による意識下鎮静法があります。一般には麻酔と呼ばれていて「麻酔を使った胃カメラ・大腸カメラ」とも言われている鎮静剤の量は、院長の経験に基づきその方の年齢や体格などに応じて微妙に調整します。半分眠ったような状態になり、気づいた時には検査が終わっているかと思います。当院では定期的に、経過観察のために、10回以上検査を受けておられる患者さんも多くいらっしゃいます。内視鏡検査は、定期的な検査を必要とする場合も考えますと、検査時の体験が後々まで影響します。特に初めての方はこういった配慮が重要とお考えください。

当院の胃カメラ検査の最大の特長は"苦痛のほとんどない検査"であること。それは、前処置の咽頭麻酔が丁寧であること。大病院などでは1日に何十人もの検査を実施しなければならないために処置が流れ作業的になる傾向があり、麻酔が十分に効いていない状況がおこります。エズキ(嘔吐感)を抑えるには、咽頭麻酔が充分にノドの奥まで達していることが必須条件となります。それと、もうひとつ。嘔吐感を与えない検査には別の大切な意味があります。嘔吐(えず)いている時の胃袋は裏表がひっくり返るように収縮しており、この状態では安全で正確な検査ができる筈がないからです。これは大腸検査においても同様で、当院では痛みのために検査を中止した患者さんはほとんどおられません。

内視鏡検査(胃カメラ、大腸カメラ)が一般の方たちに非常につらい検査だと思われているのは我々内視鏡専門医にとっては大変残念なことです。

医学部の学生であった頃、私は十二指腸潰瘍になり「ファイバースコープ内視鏡検査」を初めて受けました。『咳をしないで!』『動かないで!』『我慢して!』この言葉が今も耳に残っている程、とにかく嘔吐(えず)きっぱなしで、涙と鼻水と胃液まみれで、その後3日間は喉が痛くて食事が喉を通らなかったことを覚えています。これがひとつのきっかけとなって、内科の中でも消化器、消化器の中でも「胃腸科」に進むことになり、如何に苦痛が少ない検査法を習得するかが私の内視鏡専門医としてのライフワークとなったような気がします。

私は消化器医である前に内科医です。
そして内科医である以前に人の痛みがわかる人間であり続けたいと思っています。
岩下敬正